簡単!空のペットボトルで作るマルチの穴あけ器。隙間時間に作り置き。

家庭菜園で使うマルチに穴を空ける場合、専用の道具が市販されているのでそれを使うのが一般的。ただ、穴あけのためだけに道具を購入するのはお金がもったいないと考えている方も少なからずいるはず!私も恥ずかしながらそのうちの1人です。

そこで今回は、市販品と同じぐらい楽にマルチの穴あけができる道具を自作してみたので紹介します。使う材料は空の500mlペットボトルのみ!

目次

マルチに穴を空ける方法

家庭菜園を行う上で、地温の変化を抑制したり、保湿力を高めたい時などいろいろ活用できるマルチ。そのマルチに穴を空ける方法として、以下の方法があります。

カッターを使って穴を空ける

簡単な方法だと、Xの字をなぞるようにカッターで切るやり方!

実際にやってみると、1回目のカットは比較的スムーズにマルチに切れ込みを入れられます。

問題は2回目のカット!カッターでXの中心までは切れますが、その先はマルチがたるんでいるので引っかかり切れなくなってしまう。結局逆から切る形になるので3回カット。しかも3回目のカットは手首をひねってのカットなので大変!

別の方法では、左手でマルチを押さえながら右手で丸い穴が空くようにカッターでくり抜いていくやり方もあるがもっと大変!

穴あきマルチを使う

穴の切れ込みが等間隔で入っている穴あきマルチを使うと楽!切れ込みの内側を手でちぎるだけなので。そんな便利な穴あきマルチも時には追加の穴あけが必要な場合も!

例えば、穴位置が畝幅にあってなくて畝の端に穴がくる場合や、苗を植えたい位置と穴位置がずれている場合など。我が家の菜園でもこのような事はけっこうあるので、都度追加で穴あけをしています。

穴あけ器で穴を空ける

穴あけ器を使うとマルチに当てて回すだけで素早く簡単に穴が空けられる。これまでの方法と比較すると、やはり穴あけ器を使った方法が簡単で楽ちん!

ではお待たせしました。ここから、簡単にできるペットボトルで作れるマルチの穴あけ器の作り方を説明していきます。

ペットボトルで作れるマルチの穴あけ器の作り方

用意する物は空の500mlペットボトルとハサミ。炭酸飲料の空ボトルがあれば強度的に優れているのでおすすめ!

まずペットボトルをハサミで半分にカットしていく。ぐるっと一周線を引き、線に沿ってカッターで切ればまっすぐに切れるのだけど、今回はハサミだけ使う簡単な作り方ということで。

当然切り口は波打った状態になっているので、ハサミで切り口がある程度真っ直ぐになるように整える。

次にカットしたペットボトルをハサミに対し左に45度ぐらい傾け、ペットボトルを回しながら上側をぐるっと一周切れ込みを入れていく。

その後、ハサミをペットボトル下側にもっていきペットボトルを回しながら切り口がギザギザになるように一周カットしていく。

あっという間に完成!

ペットボトル1本で2個作れるよ。

マルチに穴あけ

使い方は簡単。穴を空けたい位置で穴あけ器をマルチに軽く当ててグリグリ回すだけ。穴あけ自体は1ヶ所3秒。以前に作ったお茶のペットボトル穴あけ器を使って実践。

3分かからずにこれだけ穴が空けられた!

28個の穴を空けたけど、まだまだ使える。

今回はお茶のペットボトルなのでいくらか柔らかいけど、それでもこれだけ穴が空けられるよ。

隙間時間に作り置き

飲み終わったペットボトル飲料を捨てる前に再利用!すすいだ後はハサミでチョキチョキカットするだけで立派なマルチの穴あけ器に生まれ変わる。

隙間時間でパパッと作っておけば、いざ必要な時にすぐに使える!

いくつか作っておき、子供(孫)と一緒にわいわい楽しく穴あけもできるよ!家庭菜園に興味が湧き良い思い出が作れるかも!

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