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じゃがいもの芽かきと2回の追肥。ネキリムシ対策は万全に!

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みなさんこんにちは。

今回はじゃがいもの芽かきと2回の追肥の説明を行なっていきます。

生育を早めるため黒マルチを敷いていましたが、暖かくなってきたので芽かき前に外しました。

芽かきをする理由とは?

種イモを植え付けた後、5〜7本ほど芽が出てくるが、そのまま育てると地中にできるじゃがいもの数が増え、それぞれのじゃがいもが必要とする養分が不足する。結果、大きいじゃがいもができない。

芽かきを適切に行うことで、大きいじゃがいもが収穫できるようになり、全体の収穫量も増える!

(*゚▽゚*)

また、芽かきを行うことで蒸れが防げるので、病気や害虫の発生を予防できる。

そして、小さい未熟なじゃがいもにはソラニンやチャコニンという毒素が含まれているので収穫しても食べられない。

ソラニンやチャコニン(カコニンとも呼ばれています)は天然毒素の一種で、ジャガイモの芽や緑色になった部分に多く含まれます。
これらを多く含むジャガイモを食べると、吐き気や下痢、おう吐、腹痛、頭痛、めまいなどの症状が出ることがあります。

農林水産省ホームページ-ジャガイモ中の天然毒素による食中毒より引用

出典:農林水産省ホームページ

必ず行っておきたい作業です。

芽かきの時期はいつ?

芽かきは種イモを植え付けてから約3週間後に行います。一番長く伸びた芽が10〜15cmほどになったら適期!

4月中旬〜4月下旬(春)、9月中旬〜9月下旬(秋)が目安

芽かきのやり方

じゃがいもから5〜7本ほど芽が出てくるので、健康な芽を2本だけ残し他の芽は摘み取る。

残す芽は、茎の色が緑色で太く長いこと。また、葉が大きく数が多いものを選ぶと良い!

株下の土を指で押さえながら、取り除く芽の根元を持ちゆっくり斜めに引き抜く。

芽かきが終わった直後は、芽が倒れやすい状態になっているので、周りの土を寄せ、芽が倒れないように土で抑えつける。

1回目の追肥

芽かき後に1回目の追肥を行う。

株元から少し離れたところに、株に沿って1㎡あたり一握り(20〜30g)の化成肥料を均一にばら撒く。

その後、畝の外側から土をもってくるようにして肥料を土で覆い、軽く耕しながら株元に土を寄せる。

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ネキリムシ対策

じゃがいもの育成中にも害虫はやってきます。特にネキリムシは厄介!

※ネキリムシとは蛾の幼虫のこと。

ネキリムシにより茎の根元がかじられると、茎ごと折れて収穫量が減るので対策としてガードベイトAを撒きます。

撒く量は1㎡あたり3g。

ガードベイトAとは?

株元に潜むネキリムシ類を誘引し、摂食させて防除するベイト剤で高い殺虫効果があり、多くの作物に登録がある。

また、処理したところがわかりやすい赤色のベイト!

※ベイト剤とは、餌に殺虫成分を混ぜた毒餌の薬剤。

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2回目の追肥

5月上旬〜5月中旬(春)、10月上旬〜10月中旬(秋)に2回目の追肥を行う。

畝の片側に1㎡あたり一握り(20〜30g)の化成肥料を均一に施す。

内側から土を寄せるようにしながら肥料と土を混ぜ、株元に土を寄せる。反対側も土寄せをして、株元を土で覆う。

土寄せが足りないとイモが緑化してしまう。

緑化したじゃがいもにも、ソラニンやチャコニンという毒素が含まれているため食べられない!

以上、芽かきと2回の追肥のやり方でした。

次回は、5月下旬〜6月下旬(春)または11月下旬〜12月上旬(秋)に茎や葉が黄色くなり始めた頃に収穫を行います。

(*゚▽゚*)

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