家庭菜園が注目されている
みなさんこんにちは。
野菜の高騰により近年、家庭菜園で野菜を作る方々が増えてきていますよね。
これからも野菜の価格は上がる可能性もあり、作る価値は十分あると思います。
うまく作れるようになると、野菜にかかる出費を減らすことができます。
野菜は、作り方の違いだけでも収穫量が変わってきますので、たくさん収穫できる方法を少しずつ身につけていきましょう。
ヽ(´▽`)/
早めの植え付け
今年も我が家の菜園にじゃがいもを植える時期がやってきました!
我が家の菜園は広さの関係で、同じ場所に繰り返し冬から春はじゃがいも夏から秋はさつまいもを育てています。
じゃがいもはナス科、さつまいもはヒルガオ科なので連作障害は今のところ無し!
※連作障害とは、毎年同じ場所に同じ科の野菜を栽培すると、その野菜特有の病原菌や有害微生物が増えたり、土壌の養分が不足したりして野菜の生育が悪くなること。
じゃがいもを早めに収穫しないとさつまいも苗の植え付けに間に合わないので、じゃがいもは毎年早めに植え付け。
植え付け前の土づくり
植え付け2週間前に、酸度計で土壌のpHを測ります。

じゃがいもは弱酸性pH5.0〜6.0でよく育つのでpH5.0前後(酸性)の場合には苦土石灰100g/㎡を畑に撒いてよく耕す。
※苦土石灰(弱アルカリ性)は100g/㎡撒くと土壌のpHが0.5上がる。

我が家の土壌は、さつまいも植え付けの時に苦土石灰を撒いていて、pHが5.5ぐらいになっているのでほとんど撒きません。
苦土石灰を撒きすぎると、土壌のpHが中性からアルカリ性に傾き生育不良やそうか病になります。撒きすぎには注意!
※そうか病とはじゃがいもの表皮にかさぶたのような病斑が現れる現象のこと。食べられるが見た目が良くない。
家庭菜園始めた頃は、土壌pHのことをよく知らず、苦土石灰撒きすぎてそうか病によくかかっていました。
ʅ(◞‿◟)ʃ
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そして、1週間前には堆肥2kg/㎡、化成肥料100g/㎡を畑の全面に撒いてよく耕す。

畝づくり
畝は雨の排水や土の中の水分量を調整する大切な役目があるので、野菜に適した畝づくりが必要。
じゃがいもに適した畝幅は70〜80cm、畝の高さは10〜15cm。
まず、土を中央に寄せる。
その後1mぐらいの棒を畝の端に置き、反対側の畝までずらしながら土を平らにならす。
畝の周りの傾斜部分は、鍬やスコップの面で押し固め崩れにくくする!
我が家の菜園は、石混じりの土から開拓してきたため、毎回耕した後に小石を拾っています。
ざるに集めた小石

年を重ねるごとに石が少なくなり、菜園の土壌も良くなってきてます。 (^_^*)
種イモの準備
種イモを準備します。
ここ数年は、近所のカインズホームでキタアカリ1kgを購入し植え付けています。

60〜80gのやや大きめの種イモは、半分に切り草木灰を切り口につけ乾燥させる。30〜40gの小さい種イモはそのまま植え付け可能!
我が家は切るのが面倒なので、いつも小さめを購入!
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芽出し
植え付け後の成長を促進させるために、芽出しをする。

袋から出し、日中は日向、夜は寒さから守るため屋内に置いておくと数日で芽が出てくる。
2cm以上伸びていたら取り除く。
植え付け
春植えは2月下旬〜3月下旬、秋植えは8月下旬〜9月上旬、畑に溝を掘って植え付ける。
まず、クワで深さ20cmほどの溝を掘る。

種イモの切り口を下側に(小さいイモはそのままに)して、25〜30cm間隔で植え付けていく。
種イモの間隔は、足のサイズを基準にするとわかりやすい。

掘り起こした土を溝に戻し種イモを埋める。その後畝を平らにならす。
まだこの時期(2月下旬)は朝晩冷え込みます。
じゃがいもの栽培適温は15〜20℃なので、生育を促すため黒マルチを畝全体にかけました。

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以上、じゃがいもの植え付けまでです。
(´∀`)
次は芽かきで、春植えは4月中旬〜4月下旬、秋植えは9月中旬〜9月下旬に発芽した芽が10〜15cmになったら行います。
芽かき以降は近日公開します。
♪( ´▽`)
出典:成美堂出版-野菜の上手な育て方大事典
※記事内における情報は原稿執筆時のものになります。価格変更および販売終了の可能性もございます。あらかじめご了承ください。