
みなさんこんにちは。
一年の中では、春先に特に多く飛散する花粉。
花粉症になると、くしゃみや鼻水そして目のかゆみに悩まされ頭痛まで引き起こします。花粉症の方にとって花粉は非常に厄介な存在です。
飲み薬の服用や目薬の点眼などで症状を緩和しないと、生活がつらくなる。

屋外で症状が強くなりますが屋内にも花粉は入ってきているので症状は出る。
花粉は玄関や窓から侵入したり、帰宅時や洗濯物を干した後の衣服にも付着していて気づかないうちに屋内にも入ってきています。
屋内にいても鼻がムズムズしたりするのはそのため!屋内に入り込んだ花粉も取り除かないと症状はおさまりません。
これ以上花粉症を悪化させないために、また花粉症でつらい思いをしないように、すぐに始められる花粉対策をいくつか紹介していきたいと思います。
花粉症の原因
花粉症を発症している方の多くは、国土の12%を占めているスギの木の花粉によるものです。
また、関西方面ではスギと並びヒノキの植林面積の割合も高いそうです。
花粉症の約70%はスギ花粉症だと考えられています。これはわが国には全国の森林の18%、国土の12%をスギが占めているためでもあり、関東や東海地方ではスギが中心になります。また、関西ではスギと並んでヒノキも植林面積が広いため、ヒノキも要注意です。一方、北海道にはスギやヒノキが少なくシラカンバ属(カバノキ科)が多いという特徴があります。
花粉の飛散時期
花粉症の原因である花粉の飛散時期は春先に目立ち、秋にも飛散しています。
また、本州以西ではほぼ1年を通してイネ科の花粉が飛散します。
花粉の飛散時期
・スギ:年初から飛び始めて3月にピークを迎えて5月くらいまで飛散します。
・ヒノキ:スギよりも若干遅れて飛び始めて4月にピークを迎えて6月くらいまで飛散します。
・シラカンバ:北海道ではシラカンバ属の飛散が5~6月にピークを迎えます。
・イネ科:北海道で6~9月に飛散しますが、本州以西ではほぼ1年を通して飛散します。
・キク科:秋の花粉として知られるキク科のブタクサ属・ヨモギ属、クワ科のカナムグラは8~10月に飛散します。
スギの花

ヒノキの花

ブタクサの花

すぐに始められる花粉症対策!
規則正しい生活習慣で免疫機能を維持
日頃から睡眠不足を感じている方は、体の免疫機能が低下しており花粉症にかかりやすい状態になっています。睡眠をよく取り正常な免疫機能を取り戻すことが大切!
また、適度な運動を行うことでも免疫機能を正常に保つことができ、花粉症にかかりにくい体をつくることができます。
マスクや専用メガネの着用

手軽にできる事と言えばマスクの着用。浮遊している花粉が鼻や口から侵入することを防ぎます。マスクをすることで吸い込む花粉の量を減らし、鼻の症状を緩和することができます。
また、風の強い日はマスクをしていても鼻の中に入る花粉は増えますので過信は禁物!
そして花粉対策メガネの着用。花粉対策メガネは普通のメガネに比べ目や顔の輪郭に沿ってフィットしやすい形状なのが特徴!
フレームにガードが付いているものもあるので、そこで花粉をブロックし直接花粉が目に入ることを防ぎます。
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外出は控える
花粉が飛び交う屋外では症状が悪化するので、できるだけ外出を控え家の中で過ごすのも良い!
玄関前で花粉を落とす
外出先から帰宅した時は、玄関前で衣服に付着した花粉を落としてから家の中に入る。
毛織物などの上着やコートは花粉が繊維に入り込み溜まりやすいので、ポリエステルなどの表面がつるつるした衣服を着用すると、花粉が溜まりにくく落としやすいので花粉症対策におすすめ!
そして、髪の毛にも花粉が付着しているので落としてから家に入る。
手洗い、うがい、顔洗い
家の中に入ったらまず手洗い!

外出時にいろいろな所に触れたことで、花粉や細菌が手に付着。室内にある物を触る前にまず手洗い!
次にうがい。
鼻の粘膜には線毛があり、粘膜の上の異物を喉に送る働きがあります。喉に流れた花粉をうがいで除去!
最後に、顔にも花粉は付着しているので、洗顔して花粉を落とす!
家の中に入り込んだ花粉の除去
衣服や髪の毛に付着した花粉、換気・窓の開け閉めで気づかないうちに家の中に花粉は入り込んでいます。
空中に浮遊する花粉対策
屋内の空中に浮遊している花粉は空気清浄機による捕集が有効!空気の流れの中に空気清浄機があれば花粉を捕集できます。

床上の花粉対策
人の出入りがなくなった部屋では、浮遊している花粉はしばらくすると床に落ちます。
掃除機で吸い込むことも有効ですが、排気や本体の動きで花粉が舞い上がってしまったりゴミ捨て時に花粉を吸い込むこともありますので、その点に気をつけながら行います。
花粉を捕集できるウェットシートタイプのフローリングワイパーや吸着剤の付いたモップなら、花粉が再び空中に舞うことなく捕集できるので花粉除去に適している!

朝起きてすぐまたは仕事から帰宅してすぐに床を拭き取ることで、床に溜まった花粉を効率よく取り除くことができますよ!
もちろん硬く絞った濡れ雑巾で花粉を拭き取ってもいいと思います。
凹凸のある場所や隙間の花粉対策
掃除機では取り除きづらい凹凸のある場所や狭い隙間に入り込んだ花粉を捕集するには吸着剤の付いたモップが適しています。
テレビ裏の隙間

モップ部分に吸着剤の付いたモップを利用すると、花粉を効率よく取り除くことが可能!
症状の悪化を防ぐために
これから花粉症対策を行う方は、自分でできる簡単な花粉対策から行っていきましょう。
数秒から数分でできる対策もあるので、意識しながら生活に取り入れることが大事です。
すでに花粉症の症状が出ている方は、なるべく花粉を取り込まない生活や花粉症に適した対応を取ることで、症状の悪化を抑えることができますよ!
(´∀`*)