サッシの隙間調整で隙間風を減らそう!
みなさんこんにちは。
外気温が低いと部屋の中も寒くなりますよね?
サッシの隙間から冷気が入ってきていることも原因の一つ。
ほとんどの引き違いサッシ窓はドライバー1本あれば簡単に隙間調整ができます。
隙間調整で隙間風を減らし部屋が寒くなる原因を減らしていきましょう。
ソファー・ベッド家具通販サイト 家具350戸車高さ調整で左右の隙間をなくす
戸車高さ調整を行い、サッシ左右の枠とサッシ戸の隙間をなくし侵入する隙間風を減らしていきます。
隙間調整前に隙間確認
窓の鍵を開け、サッシ戸の上下それぞれを反対側からサッシ枠に数回押し付けガタがある方に隙間があります。
サッシ戸上側
サッシ戸下側
サッシ左右の隙間調整
サッシ戸の左右側面の下側にある3つまたは2つの穴の一番下の穴の中に戸車高さ調整ネジがあります。キャップが付いている場合は外します。
※戸車とはサッシ戸の左右の下側に付いている車輪のこと
ちなみに画像のキャップが付いている2つの穴の中にはそれぞれネジがあり戸車ケースを固定しています。
一番下の穴にドライバーを差し込み、時計回りに回すとサッシ戸が持ち上がり、反対に回すと下がります。
高さを変えるとサッシ戸とサッシ枠横の当たり方が変わるので、横からサッシ戸をサッシ枠に押し付け上下に隙間がなくなるまで繰り返します。
隙間がなくなると、どこを押しても気持ちいいぐらいピタッとサッシ枠にくっつくのですぐ分かるよ!
外側と内側のサッシ戸それぞれの戸車高さ調整を行う。
気密ピースの調整
戸車の高さを調整した後、気密性を保つ目的である気密ピース(赤丸内)の高さ調整を行います。
気密ピースは召し合わせ(サッシ戸が重なる部分)下側にあります。
気密ピースとレールの間に隙間がある場合は、ネジを緩め隙間がなくなる位置まで気密ピースを下げた後ネジを締めます。
外側と内側のサッシ戸それぞれに付いているので調整。
クレセント錠での調整
最後にクレセント錠(鍵)での調整を行います。
召し合わせの隙間調整方法
クレセント錠を開け閉めし、閉めた時に屋外の音が小さくなったり召し合わせ部分から隙間風が入ってこない状態であれば召し合わせ調整は必要ないため読み飛ばして下さい。
クレセント錠の上下に付いているキャップを外します。
上下のネジを少しずつ緩めクレセント錠を右側に1㎜程度ずらしネジを締めます。サッシ戸とパッキンの隙間がなくなるまで繰り返します。
※一気にネジ緩めるとクレセント錠がずれて元の位置が分からなくなるので少しずつ緩めるのがポイント!
以下の画像は召し合わせ調整済みの例です。
閉める前のサッシ間4㎜
サッシ戸とパッキンの間に隙間があり、屋外の音が入ってきています。
閉めた後のサッシ間3㎜
隙間がなくなり、屋外から聞こえてくる音が小さくなりました。
クレセント錠を締めた時のサッシ左右隙間の調整
クレセント錠を閉めた状態で、左右のサッシ枠とサッシ戸が密着していてサッシ戸の左右方向にガタがないか確認します。
ガタがある場合はクレセント錠の受け部分を固定している上下のネジを少しずつ緩め右側に0.5㎜程度ずらしネジを締めます。
途中でクレセント錠が締まりきらなくなった場合は、クレセント錠の受け部分を少し下げると締まります。
それでも締まりきらない場合は、クレセント錠受けを左側に戻し締まるようにして下さい。
以上で調整は終わりです。
隙間調整の効果
調整後は窓まわりの寒さが和らぎ部屋の温度差が少なくなった感じがします。
また、防音効果が意外にもありました。隙間調整しただけでこんなにも静かになることが改めて分かりました。
(´∀`*)
お部屋丸ごとおしゃれにサポート モダンデコサッシの寿命
戸建てやマンションに一般的に使われているアルミサッシの寿命は20〜30年、樹脂サッシについては50年といわれています。
気温や環境の変化、建物の歪みによる圧力でサッシは変形していきスムーズに開閉できなくなっていく。
戸車についても窓の開閉により劣化していき、放置しておくと窓の開閉ができなくなります。
パッキンで使われているゴムについては年数とともに硬化していくので気密性は失われていく。
今回の調整で隙間が埋まらない場合は、サッシがこのような状態になっていることが考えられます。
サッシの交換や戸車の交換、別の隙間埋め対策が必要です。
サッシを長持ちさせるには?
サッシを長持ちさせるためには、こまめに清掃を行うことが大事です。
パッキンに付いた結露をこまめに拭き取ることでカビ発生を予防したり、定期的にレールの清掃を行い窓の開閉をスムーズにしておくことでレールの摩耗やサビの発生を遅らせることができます。
適切な戸車調整もサッシの開閉がスムーズになり寿命を伸ばせます。
清掃やメンテナンスを定期的に行い、これからもサッシを気持ちよく快適に使えるようにしていきましょう。
♪(´ε` )